「40代夫婦・子ども2人」「大阪で狭小住宅を検討中」「空間を有効に使って、家族の暮らしを快適にしたい」。こんな条件がそろうご家庭にとって、家づくり計画は頭を悩ませるものですよね。特に都市部では土地が狭い、収納スペースが足りないなど、住まいの悩みは多岐にわたります。そこで注目を集めているのが「壁面収納」です。柱や梁、壁と天井の間など、いわばデッドスペースになりやすいところをフルに活用し、大容量の収納スペースを確保する方法です。本記事では、狭小住宅でもゆとりある暮らしを実現するために、壁面収納のメリットや注意点、部屋別の実例をたっぷりご紹介します。さらに、40代夫婦が「子どもと快適に暮らす」ためのアイデアも盛り込みました。「狭小住宅でも広々感じる!壁面収納が叶える5つのメリット」「家が狭いから仕方ない」とあきらめていた方にこそぜひ知ってほしい、壁面収納のメリットを解説します。床スペースを圧迫しづらい「壁を使った収納術」が、家族の暮らしをスムーズにし、さらに見た目もおしゃれに演出してくれます。【1】圧倒的な収納力で家族4人の荷物がスッキリ狭小住宅でまず課題となるのが「モノが増えて片付かない」問題。子どもが成長すると、おもちゃや学用品、季節ものの衣服などがどんどん増えます。壁面収納で壁一面を収納スペースにすれば、リビングや寝室の狭さを感じさせずに大量のモノを仕舞えます。床から天井まで無駄なく収納押入れのように奥行きを調整できるオーダーや造作家具なら、ライフスタイルに合わせやすい壁面収納は欲しいモノがすべて一カ所に収まるため、リビングに出しっぱなしの荷物が激減。いつでもお客様を気持ちよく迎えられる住まいになり、家族の心にもゆとりが生まれます。【2】部屋を広く使えるから大阪の都市型住宅にぴったり既製品のキャビネットやタンス、チェストをあれこれ置くと、床面積が狭くなります。一方、壁面収納なら壁と一体化するので、部屋の圧迫感を最小限にできます。テレビボードと一体になった壁面収納なら、リビング周りのAV機器やゲーム機を隠すことも可能キッチンやダイニングの壁面収納では、食器棚やパントリーとして利用し、通路を確保結果、少ない面積でも「ゆとりあるLDK空間」が実現します。【3】掃除・お手入れが圧倒的に楽!ほこりが溜まりにくい壁と天井にぴったり合わせるため、家具の隙間に溜まるホコリがぐっと減ります。さらに、テレビ裏の配線やルーター、電源コードなどのごちゃごちゃした部分も壁面収納で覆ってしまえば、見た目もスッキリします。配線システムが工夫された壁面収納なら、テレビやオーディオのケーブル類を壁の中にまとめられる子どもの手が届かない位置にコンセントやルーターを隠すこともでき、部屋が乱れにくいお掃除ロボットも床を走りやすく、家事ストレスが軽減されるメリットも大きいです。【4】デザインを選べるからインテリアに統一感を出せる狭小住宅こそ、インテリアの統一感が大切。統一感があると実際よりも空間が広く感じられるからです。既製家具ではサイズや色のバリエーションに限度がありますが、オーダーメイドやセミオーダーの壁面収納なら部屋の寸法・デザインにぴったり合わせられます。床材と近い色味を選べば圧迫感が軽減ホワイト系でまとめると、光が反射し、開放的に和室や個室に合わせたデザインバリエーションも豊富なので、従来の押し入れ代わりにもぴったりです。飾り棚を一部オープンにして、お気に入りの骨董品やフラワーをディスプレイできるのも魅力です。【5】地震対策も安心!転倒リスクを下げる日本は地震が多く、大きな家具の転倒リスクは常につきまといます。しかし壁面収納で「壁と収納を一体化」させれば、倒れる心配がありません。小さなお子さんがいるご家庭なら「万が一の時、家具の転倒に巻き込まれない」安心感が得られます。耐震性を高める設計で、タンスや棚の倒壊を防止天井までしっかり固定できる造りなら、より安心家族の安全と安心な暮らしを手に入れるためにも、狭小住宅には壁面収納がおすすめです。◯あわせて読みたい記事狭小住宅でも快適|収納スペースを最大限に活用するアイデア集「失敗しないために!壁面収納で押さえたい3つの注意点」壁面収納には魅力が多い一方で、「一度取り付けると動かしづらい」などの注意点があります。事前に押さえておくことで、後悔を減らすことができます。【1】レイアウト変更が難しいからこそ動線をシミュレーション壁面収納は、設置してしまうと簡単に動かせません。家具の模様替えが好きな方にはやや制約があるので、家族の動線や使い方を事前にシミュレーションしましょう。開き扉タイプの場合、扉の開閉スペースを考慮引き戸タイプなら、省スペースになり狭小住宅向き動線をふさがない位置に設置することで、家族が使いやすい収納に仕上がります。【2】奥行は浅め推奨!狭小住宅だからこそ活きる視界の広さ奥行きが深すぎる棚を作ってしまうと、手前と奥でモノが重なり合い、死蔵品が増える原因に。さらに室内に突出しすぎて通路を狭める可能性もあります。目安:30〜40cm程度の奥行きなら、出し入れがしやすく狭小住宅向き洗面所や玄関などはさらに浅めにすると、圧迫感を減らせる 収納プランを考える段階で「使うモノのサイズ」を洗い出すのがコツです。◯あわせて読みたい記事狭小住宅は工夫によって快適に過ごせる!おすすめの設計方法と住宅会社を解説「狭小住宅の各部屋でどう活かす?壁面収納の実例を大公開」家族が多いと、リビング、キッチン、寝室、洗面所など、あらゆる場所にモノがあふれやすいです。そこで壁面収納を取り入れた具体的なプランを、部屋別にご紹介します。【リビング】テレビ周り・デスク一体化で家族団らん+作業もしやすいリビングは家族が集まり、おもちゃ、本、雑貨などが散乱しやすい場所です。テレビ台と壁面収納が一体型のタイプを選べば、配線類もカバーでき見た目すっきりテレワーク用の小さなデスクスペースを内蔵すれば、パパやママが家事の合間に仕事できる客間を兼ねることも多いリビングだからこそ、「急な来客でも慌てない」状況を作りやすくなります。【キッチン・ダイニング】フローリング色に合わせた収納で圧迫感を軽減お鍋やフライパン、ストック食材などモノが多いキッチンです。少しでも広く使うために壁面を活かした大容量収納を検討しましょう。フローリングと同系色の扉を選べば、広さを感じる必要に応じてコンセントの増設を考えると、調理家電をすっきり置ける狭小住宅の場合でも、コンパクトなキッチンに壁面収納を設置すれば、通路を圧迫しないレイアウトを作りやすくなります。【寝室】デスク&クローゼット一体化で時短を実現育ち盛りのお子さんがいる家庭では、寝室に衣類、学用品を置くスペースが必要になります。さらに、在宅ワークが増えて「パソコン机」が手狭になっているケースも多いです。壁面収納の一部に折りたたみデスクを組み込み、本や文房具もまとめて収納寝る前や早朝にサッと仕事や勉強をする際も、移動が少なく時短に忙しい40代夫婦にとっては「家事動線と仕事動線を両立する」うれしいアイデアです。【洗面所】タオル類&ストックをまとめて省スペース収納洗面台周りのタオル・洗面用具・洗剤ストックなど、意外と収納が必要な場所です。奥行きが深いと取り出しにくいので、吊戸棚や浅めの棚を取り付けるのがおすすめです。ドアや洗面台カラーと合わせれば、統一感のある清潔な空間に小物を仕分けるために、ボックスやカゴなどを活用するとスッキリ家族4人分の着替えやタオル類もしっかり収められれば、「朝の身支度のバタバタ」から解放されます。【和室・個室】ディスプレイスペースを設けて楽しむ和室を客間や寝室兼用にする場合、「押し入れ+床の間」だけでは収納が足りないことも多いでしょう。そこで壁面収納を組み込み、飾り棚やオープンラックをつくれば、掛け軸や骨董品、生け花などを飾るスペースも確保できます。壁面収納は、和室に合う落ち着いた木目デザインも選択可能細かいサイズ調整もできるので「間取りにフィット」しやすい和の趣を残しながら、快適な収納を実現できます。◯あわせて読みたい記事【狭小住宅×キッチン】限られたスペースを有効活用するとは?「狭小住宅をより快適に!壁面収納プランを成功させる2ステップ」壁面収納を検討するにあたって、理想のイメージやプランづくりで失敗しないための基本ステップを解説します。【ステップ1】理想のイメージを明確にするまずは家族のライフスタイルや好みに合わせて「どんな収納にしたいのか」を整理しましょう。収納したいものリストを作る(衣類、リビング雑貨、本、子どもの学用品など)部屋のテイスト・色味(フローリングや壁紙に合わせたい、アクセントカラーを入れたい など)高さや奥行、棚の数など、ある程度ラフな要望をまとめる「5分でできる!自宅採寸のポイント」床から天井までの高さをメジャーで測る扉や窓枠などの寸法を記録家族全員がどこに何を収納するかイメージを共有ここまで簡単に準備しておけば、ショールームで相談するときに話がスムーズに進みます。【ステップ2】ショールームや施工事例を見て最終プランを固める次に必要なのは、実際の製品に触れてサイズ感や素材感を確かめること。オーダー壁面収納の実例をチェックできます。「テレビボード一体型」や「扉あり・扉なし」の違いを比較収納プランニングソフトで自宅の寸法に合わせたシミュレーションが可能家族みんなの意見を反映しながら、実際に触ってみて質感・カラーを確認できるのは大きなメリットです。間取りが複雑な狭小住宅ほど、事前の確認が重要です。◯あわせて読みたい記事注文住宅を建てる際に決めることリスト|理想の家づくりを成功させるポイント「狭小住宅向け!壁面収納の圧迫感を減らすための5つの工夫」「壁面収納でスペースを最大化したいけれど、部屋がのっぺりと暗くならないか心配……」そんな方も多いのでは? 抜け感を演出して、圧迫感を減らす工夫をまとめました。【1】抜け感をつくるオープン棚を挟む一面をすべて閉じた扉にしないで、部分的に飾り棚やオープンスペースを設けると、視線が抜けて圧迫感が和らぎます。お気に入りの雑貨やグリーンを飾ることで、インテリアとしても楽しめます。【2】上下20cmをあえて空けて間接照明を仕込む天井や床にピタリとくっつけず、上下に少し余白をつくって間接照明を忍ばせれば、奥行きが感じられ「さらに空間が広く見える」効果があります。足元照明を入れれば、夜中のトイレ移動にも便利上部の照明で天井付近を明るくすれば、閉塞感が軽減【3】ミラー扉で広さを演出扉に鏡面加工を取り入れたり、大きめのミラーを貼ると、視線が奥へ抜ける錯覚が起こり、部屋が広々と感じられます。玄関収納では、全身鏡として機能し、一石二鳥寝室やクローゼット収納にも導入可能インテリアを邪魔しないデザインを選べば、見た目にもスタイリッシュになります。【4】ハイタイプ×窓で採光と収納を両立壁面収納だからといって、壁をすべて塞ぐ必要はありません。窓部分はしっかり確保し、そこ以外を収納に回す設計にすれば、採光をしっかり取り込めます。壁上部の高い位置に収納を配置し、人が使う部分には窓を設置する光と風を通すことで、閉塞感を最小限に狭小住宅こそ「光の取り入れ方」が重要。スキップフロアや吹き抜けとの組み合わせも相性が良いです。【5】階段下や段差を徹底活用する階段下の空間は、意外と大容量の収納スペースになります。狭小住宅で階段下があるなら、ぜひそこを壁面収納や引き出し収納にしてみましょう。キッズの外遊び道具や掃除機を収納して、リビングをスッキリ段差部分に引き出しをつけ、普段使わない季節物を仕舞う生活動線上のデッドスペースを見逃さず使うことが、狭小住宅で快適に暮らすコツです。◯あわせて読みたい記事おしゃれな狭小住宅の新築を成功させるためのデザインと工夫まとめ:壁面収納で家族4人が快適に暮らす空間を実現しよう40代夫婦+子ども2人の4人家族が大阪で狭小住宅を検討するなら、壁面収納を取り入れたプランは有力な選択肢です。大容量の収納力、掃除のしやすさ、デザインの多様性、防災面での安心感といったメリットがそろっていて、「狭くても広く使える家」を目指せます。動線や奥行き、管理規約などの事前調査をしっかり行うショールームを活用して現物をチェックオープンスペースや間接照明を使って抜け感あるデザインに限られたスペースを徹底的に使いこなせるのは、狭小住宅だからこそ。家族みんなでアイデアを出し合い、楽しい壁面収納計画をスタートしてみてはいかがでしょうか。これらを叶えたとき、手狭だったはずの住まいが我が家は最高と誇れる空間へと変わっていきます。ぜひ一度、家族でプランを話し合い、狭小住宅でも広く感じる壁面収納ライフに挑戦してみてくださいね。子どもたちと過ごす時間も、夫婦二人だけの時間も、今よりもっと有意義で心地よいものになるはずです。◯あわせて読みたい記事【狭小住宅 15坪】限られた敷地を有効活用する秘訣とは?狭小住宅でも理想の間取りを実現!スペースを有効活用するコツ狭小住宅をローコストで建てる方法|コストを抑えて快適な住まいを実現